1年使い込んだHITOE FOLD徹底レビュー
みなさん、お財布は何を使っているでしょうか?人それぞれ、「絶対に長財布が良い!」という人や、「風水で決めている」という人もいらっしゃるかと思います。
私は、とにかくシンプル、かつ機能性を求めて財布を探し求め、行き着いたSYRINXのHITOE FOLDの魅力について、レビューしていきたいと思います。
薄い財布のパイオニアといえば、abrAsusのその名も「薄い財布」が思いつく方も多いのではないでしょうか。かくいう私も、昔「薄い財布」を使っていました。コインケースの完成度、革が重ならない仕組み、薄さを追求した財布であるにも関わらず隠しポケットがある遊び心など、随所にこだわりを感じられる財布で好きだったのですが、ひとつどうしても馴染めなかったことがありました。
それは、デザイン。コインケースが蓋の役割を果たすために、コインケースと札入れの間に生まれてしまう溝。これがどうしても馴染めず、そして革のエンボス加工の蛇足感がどうしても受け入れられず、理想の「薄い財布」を探す旅が始まったのです。
そして出会ったSYRINX HITOE FOLD
そんなとき、クラウドファンディングで見つけたSYRINX HITOE FOLD。しばらく買うか迷ったのち、クラウドファンディングが終了してしまい諦めようと思ったのですが、どうしても諦めきれず公式サイトから購入しました。

この正方形のフォルム。横からみても、革が変形せずに収まっている完成度。その造形美には見惚れてしまいます。

HITOE Foldの凄さは、革の成形技術。革しか使われていないにも関わらず、1年経ってもこの立体的なフォルムが崩れません。
ちなみに、この記事に出てくるHITOE Foldは既に1年使い込んだものですが、購入時とそこまで色が変わっていません。これよりも後に買ったHELZさんの「星のリュック」のグリーンはだいぶブラウン色になっているのですが、おそらくこの革はこれ以上エイジングしないのではないかなあと思います。グリーンはエイジングすると全くグリーンらしさがなくなってしまうので、1年経ってもこの色を維持してくれているHITOE Foldはさすがです。

札押さえの部分もこの通り。この札押さえが財布を2つ折りの状態でキープするためのロックにもなるのですが、慣れてしまえばめちゃくちゃ簡単というか、もう意識もせずに閉じることが出来ています(abrAsusを使っていたときは、ボタンが2つとも閉じられたか毎回確認していました)。
そして、この薄い財布界隈で採用されがちな横一列硬貨収納で不安に感じる「これお金落ちないの?」という疑問。これは全く心配ありません。特にこのHITOE FOLDは簡易的な蓋がついているため、財布を逆さにしてもある程度は耐えてくれるのが素晴らしい。ちなみに、万が一硬貨を貰い過ぎてしまっても、革の柔軟性でなんとか収まってくれます。
abrAsusとHITOE FOLD
完全に好みの話になってしまいますが、主観的なデザインの話は置いておき機能性で評価すると、コインケースの作りはabrAsusに軍配があがります。abrAsusではコインケースが最下部にあるため開きやすく、使い勝手が良いです。
また、abrAsusでは鍵を収納できるポケットがあるのも大きなメリット。ちなみに、札押さえもHITOE FOLDでは立体的に作られているため、そもそも札を「押さえ」ることが出来ません。これは、後継品の「HITOE FOLD -Liscio -」で改善されているそうなので、ぜひ試してみたいですね。
abrAsusとHITOE FOLDについては、物置からabrAsusが見つかり次第比較記事を書きたいと思います。
3年使ったabrAsusと1年使い込んだHITOE FOLDをレビューしてみるまとめ
機能面でいえば、正直abrAsusの薄い財布が強いです。機能美を追求したフォルムに美しさを感じる方もいらっしゃるでしょう。
それでも、HITOE FOLDの革の質感、9cmの正方形、厚み1.5cmにカード、コイン、お札が整然と納められる美しさ。これだけでHITOE FOLDを選ぶだけの価値があると思います。薄い財布のパイオニアがabrAsusであるが故に「パクリ品だ!」という方もいらっしゃいますが、全くの別物といっていいほど、商品のコンセプトの違いを感じさせられる一品です。私が選ぶのは、HITOE FOLDです。

